トーマス・ハーディの名言
[1840.6.2 - 1928.1.11]
イギリスの小説家、詩人。結婚、教育、宗教に関する人々の信念がその生活に不幸をもたらしていると批判。結婚制度を否定した作品を発表するも、批判を受け小説を断念。以後詩作に転じた。著作は『テス』『窮余の策』『緑樹の陰で』『青い眼』『はるか群衆をはなれて』『エセルバータの手』『帰郷』『ラッパ隊長』『搭上の二人』『森に住む人たち』『アリシアの日記』『日陰者ジュード』『ウェセックス物語』『人生の小さな皮肉』等。
A lover without indiscretion is no lover at all.
無分別なところがない恋人なんて、まったく恋人などではない。
Every successful man is more or less a selfish man.
あらゆる成功者は、多かれ少なかれ利己的な人間だ。
A resolution to avoid an evil is seldom framed till the evil is so far advanced as to make avoidance impossible.
悪を避けるための解決策は、避けることが不可能なほど悪が進んでしまうまでは、めったに企てられることがないのだ。
The business of the poet and the novelist is to show the sorriness underlying the grandest things and the grandeur underlying the sorriest things.
詩人や作家の課題というのは、もっとも崇高なことに内在する惨めさと、もっとも惨めなことに内在する崇高さとを示すことである。
All romances end at marriage.
あらゆるロマンスは、結婚によって終わりを告げる。
It is rarely that the pleasures of the imagination will compensate for the pain of sleeplessness.
想像力の喜びが、不眠の苦しみを償うことはめったにない。
There is a condition worse than blindness, and that is, seeing something that isn't there.
盲目よりも悪い状態がある。つまりそれは、そこにないものを見ているということだ。
A novel is an impression, not an argument.
小説は感銘であり、論争ではない。
Misfortune is a fine opiate to personal terror.
不運は、個人的な恐れにとってよい鎮静剤となる。
The sudden disappointment of a hope leaves a scar which the ultimate fulfillment of that hope never entirely removes.
突然の失望は、その望みが最終的に達成されても決して完全に取り去ることのできない傷跡を残すものだ。
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